人材派遣企業各社のマージン率一覧、及びその公開率

<調査概要>

・調査期間:2015年1月10日~1月25日
・調査対象企業:一般社団法人 日本人材派遣協会(JASSA)の登録企業全部
・調査サンプル企業数:560社
・リストアップ事業所数:841拠点
・調査方法:インターネットを使い該当情報の有無を各社ホームページ上で確認する

<調査結果>
・マージン率の公開率:19.1%(公開企業が107社、非公開企業が453社)
・全体平均マージン率:26.8%
・上位下位10%を除いた中間平均マージン率:26.6%
・マージン率最大値:50.0%(旭化成アミダス株式会社 IT事業グループ)
・マージン率最低値:11.6%(株式会社インテリジェンス 九州支社)


 2015年1月30日金曜日・・・ブログ「陽月秘話」より

 


 派遣会社のマージン率というのは知れば知るほど面白いもので、上記のブログ記事に興味を持ちました。


 技術者派遣が「請負」と言っていた頃から比べると「派遣」へ移行しコンプライアンスを重視し始めた近年、「月額派遣料金」(技術者派遣業界は1時間ではなく1ヶ月の派遣料金契約が多いです。)は大幅に平均が下がってきています。それは、単純に難しい業務が減ってきて単純な業務が増えてきてるとも言えます。以前は社員と同じような業務をまるごと依頼してくる企業も多かったのですが、やはり派遣となったせいもあり技術系ではない派遣会社との違い、それは技術者派遣を使うメリットであったり、技術力などのアドバンテージなどが目減りしているのではないかと思います。派遣してもらう企業側の開発費・人件費の削減も大きいのですが、技術者派遣会社をとりまく環境も大きく変化しているということです。


 景気の良かった「請負」時代に入社した中途入社技術者は「月額派遣料金」も高かったので給与も高く設定しても問題なかったのですが、「派遣」時代に突入して「月額派遣料金」が下がってくると高く設定された給与が足かせになり、低額の「月額派遣料金」ではマージン率の悪化を招きます。技術者派遣業界に打撃を与えた「リーマンショック」でこの高額給与設定者がある程度振るいにかけられ派遣業界を離れたとはいえ、まだマージン率に影響を及ぼす高額給与設定者は未だに多く存在しているのではないでしょうか。この給与と派遣料金とのアンマッチについて会社側は承知しており給与体系の変更を行った企業もあったようですが、上手くはいかなかったようです。よって、今でも給与と派遣料金とのアンマッチは存在しマージン率悪化の要因は残ったままと言えます。


 


メール相談・お問い合わせ

主催 : CDA事務所 WTO

 月曜日~金曜日 10:00~16:00

メール相談・お問合わせはこちらから

Twitter

EngーCDA おすすめ